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今の職場に尊敬できるリーダーはいますか?どんなリーダーが会社に求められているのか勉強してきました!

こんにちは。
総務課の石川です。
久しぶりのブログ更新です✐

今回のテーマは『リーダーとして職場活性化を考えること』

当社は20名の小さい会社なので、今は社長が会社全体を引っ張っています。
社長の山田は経営者であり、工場・品質管理課・事務所を束ねているリーダーです。
ただ、今後会社を大きくしていく中で、社長が経営者と兼任して各現場のリーダーをやるのは無理があると思います。

私は、この会社を引っ張っていく一員になりたいと思っています。
なので、未来の自分を創る材料を求めて、研修に参加させて頂きました!
その研修を通して感じたこと、自分の行動を振り返って気づいたことをブログでお伝えさせて頂きます。

【研修内容】
主催:諏訪圏ものづくり推進機構
場所:諏訪商工会議所
対象:職場リーダー、監督者、管理者、小集団活動リーダー等
テーマ:「職場活性化」
講師:諏訪圏ものづくり推進機構 企業体質強化部会 専門アドバイザー 牛山正二さん

今回は、諏訪圏を中心とした25社47名が参加しました。
年齢層は20代後半~40代くらいまででしょうか。
私は他の受講者の方に比べて、まだまだ経験も浅く、現場監督者や課長などといった経験もありません。
ですが、まだ経験が浅い分、部下になる人の気持ちは自分に置き換えて理解しやすいと思うので、自分が今嫌だなと思うことは、自分がリーダーになった時にはしないように、今のうちから、自分の未来のリーダー像を考えていくことが大切だと思っています。
そのことを意識しながら、研修を受講してきました。

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◆今回の研修を通して、職場活性化をする上でリーダーにとって特に重要だと思ったこと

1.自分一人の力は微力なもの。仲間意識を忘れないことが大切。
役職があがるにつれて上からのプレッシャーが強くなり、仲間意識が薄れて結果重視になっていく傾向があるそうです。
そうすると、仲間意識の薄い上司に部下はついてこなくなり、孤独に陥ってしまいます。
自分はリーダーでもあり、メンバーでもある。ということを常に意識をして、メンバーと一緒に仕事を進めていくことが職場の活性化に繋がります。
また、どんなに能力が高い人でも一人でできることには限界があります。仲間と協力することでできることが増える上に、「そんなことは知らなかった」ということが確実に減ります。
「何でもやる、何でもできる」と思っているリーダーは破綻するという話がありました。
私は、負けず嫌いなので何でも自分でやりたがる傾向が強いですが、このやり方だとリーダーとしては通用しないということを学びました。自分一人ではなく、仲間と協力をして、仲共に切磋琢磨しながら成長していくことを意識していきます。

 

2.相手を意識をしたコミュニケーションが大切。
以前社内で受講した研修でも勉強しましたが、どんなに仲が良くても、どんなに尊敬し合っていても、所詮は他人。
自分と全く同じ考えの人はだれ一人いません。自分と考え方が違うことが「普通」です。
それを頭に置いていないと、「何であの人は…」「何でわかってくれないの」という不満が発生してしまいます。
下記の図は、人と人のコミュニケーションを図示したもの。

2人の場合は1本
3人の場合は3本
4人以上になると対角線のコミュニケーションも発生する為、線が複雑に絡み合うことがわかります。
図をみてわかるように人が増えることでコミュニケーションが難しくなることは当たりまえのことなのです。
しかし、この難しいコミュニケーションを一人一人が相手のことを意識していくことで、複雑な線の絡まりが逆に強いつながりとなって、前に進むパワーとなります。それが「組織力」につながる一歩だと思います。
人をまとめる立場の人は、上からのプレッシャーにより、相手のことよりも仕事の結果を重視してしまいがちです。目先の結果だけにとらわれず、円滑なコミュニケーションから得られるメンバーの力を「組織力」に変えて、メンバー全員の力を上手く活かせるリーダーになりたいと思いました。

 

3.全てに繋がる大切なことは「信頼」だと思う
研修の中で、職場活性化に大切なことは「メンバー(社員・部下)のモチベーション」だというお話がありました。
確かにモチベーションは大切なものですが、そのモチベーションを上げるためには必ず「信頼関係」が必要だと思います。モチベーションを上げるために部下へ声掛けをしても、そこに信頼関係がなければその言葉を受け入れて貰えないと思うからです。
また、先日受講した研修で「コミュニケーションは相手と自分の間に橋を架けること」と学びました。橋の土台がしっかりしていなければ、橋は架かりません。その橋の土台の中に「信頼」が入っていると私は思います。信頼があるからこそ、相手に近づき、理解をし合えるコミュニケーションがとれると思います。

 

★「信頼」を得るにはどうしたらいいだろうか
私なりに考えてみました。
まず、受け身ではいけないと思います。何事も他責にしていては何も変わりません。自ら動いて、相手に信頼してもらえるように働きかけるべきです。
1年前に、社員の皆さんから話を聞きながら、会社の行動指針を創らせて頂きました。その行動指針に前職の時から大切にしている言葉を入れさせて頂きました。
 

「当たり前のことを当たり前にできる人が、お客様や仲間からの信頼を得られます」
仕事をする上で必要なことは技術や知識だけではありません。
挨拶をする、お礼を言う、時間を守る、自己管理(健康・精神)をする。
技術や知識を最大限に生かすためには、まず当たり前のことができるという土台が必要です。
当たり前のことを当たり前にできることにより、お客様や仲間からの信頼を得られるのです。
私たちはどんな場面でも相手の立場を考えて行動し、人として信頼・尊敬されるようになります。
※有限会社ニシキ精機 行動指針(4)
 

当たり前のことを当たり前にやる。簡単なようですが、出来ていない人も多いです。
当たり前のことができていない人を信頼できるでしょうか。人のことをどうこう言う前に自分を見つめ直して、自分は信頼してもらえるような人間なのかということを考えることが大切だと思います。
 

私の目標は後輩から「石川さんみたいな社会人になりたい!」と思ってもらうこと。
目指す姿は「進みて名を求めず、退きて罪を避けず」(孫子)
褒められたら「部下のおかげです」、怒られたら「私の責任です」と言える、器の大きい人になります。

そのために、自分自身を見つめ直して、様々な研修を受けさせて頂いて「自分に足りないものは何か」ということを学んでいます。勉強する理由は、会社を良くするため、仕事を円滑に進めるため、一緒に仕事をする人が楽しく・気持ちよく仕事ができるようにするため…様々な理由がありますが、自分が成長することはプライベートにも必ず活きてきます。

よりよい人生のために、この先もずっと「学ぶ面白さ」を忘れないでいこうと改めて思いました。

総務課 石川