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精度で選ぶ切削加工のポイント

長野で短納期の切削加工の精密部品製造なら|ニシキ精機

切削加工は精度の高い製品を加工することができる技術です。
高品質部品製造は、切削加工技術が向上していくことによって可能にしていますが、形状によって切削加工も異なるため、まずは部品の箇所による精度の違いについて知ることが大切です。

形状によって精度も異なる

切削加工の精度と一口に言っても、寸法精度・表面精度など様々あり、図面上には多くの指示が見られます。どの程度の精度が必要なのか、どういった加工方法が適しているのか、これらを判断して切削加工が行われます。精度を生むためには、工作機械の動き方や刃物の種類も密接に関係しています。
また、形状によって精度の出し方の難しさもあるのです。

形状によって精度も異なる 形状によって精度も異なる

ブロック形状

ブロック形状の寸法は大きく分けて、幅・高さ(厚さ)・段差・位置(凸凹形状の場所)・穴ピッチ(穴と穴との距離)とあり、これらの中には比較的に簡単に出せる精度と最新の技術を用いることで出せる精度があります。

段差や穴ピッチは、工具径の影響もなく比較的簡単に精度を出せる部分です。
一方で、幅は機械の動きプラス工具の幅の影響と振れの影響を受けやすく、精度を出すために高度な技術が必要とされる加工部分です。同様に高さ(厚さ)・位置・穴径も精度を出すために高度な技術が必要とされる部分です。どこの部分を切削加工するかによって、求められる技術も異なります。

円筒状

円筒状は内径・外径・段差・全長とあり、精度を出しやすい箇所があります。最も精度が出しやすい外径は外径切削のみで加工も可能で、数ミクロンの精度の加工が可能です。

内径は工具の剛性的にも精度を出しにくい部分で、高い技術が必要とされます。内ボーリングバイトが入らないほどの穴はドリルの精度が鍵を握っており、弊社は高設備・高技術の高い精度でこれを可能としています。

円筒状で難しいのが全長部分の精度で、長さ方向の精度を出すために2種類の工具を用いることが多く、工具間のズレを無くすために段取りしたうえで切削加工を進めています。

長野岡谷市にある弊社では、情報機器・計器・カメラ・医療機器などの精密部品製造を行っております。
高品質・短納期を目指し、充実した設備と高い切削加工技術で精度の高い製品をお届け致します。あす着サービスで超短納期も可能ですので、早急に高品質精密部品が必要な法人様はお気軽に問い合わせください。